• マイグレーション&モダナイゼーション事業

ロジコム、物流システム刷新でDXを推進:企業の未来を創る
システムズの支援で新システムを導入し、業界のDX推進へチャレンジ

  • 物流

株式会社ロジコムホールディングス

業種 自動車部品輸送

  • 概要

    株式会社ロジコムは、長年にわたり自動車部品の物流システムを運用してきました。創業当初は木炭を扱う会社としてスタートし、余剰スペースを活用して自動車部品の保管業務を開始しました。その後、納品業務を中心に中国地方において多岐にわたる事業を展開し、成長してきました。独自のシステムを40年前から運用されていましたが、時代の変化に伴い、標準化の必要性や災害対策の要請から、新しいシステムの導入を決定しました。システムズはその技術力と実績を評価され、パートナーとして継続的に支援を行っています。

  • 課題

    • 40年間運用していた独自システムはメンテナンスが困難
    • 拠点ごとの個別最適システムと災害対策の必要性
    • 基盤が古く社内外からの課題、要求に応えることが困難
  • 効果

    • リアルタイム進捗管理で業務効率が向上
    • 標準化とクラウド化の実現
    • 新しい基盤の構築により、課題や要望に対応しつつ、多彩なアイデアを実装可能に!
  • 開発チーム

インタビューへ

事例・実績インタビュー

参加者

  • 株式会社ロジコムホールディングス
  • 情報システム部 部長 小松原 寛之様
  • 情報システム部 副部長 岡 徹志様
社名 株式会社ロジコムホールディングス
事業内容 自動車部品輸送
従業員数 社員:56名(グループ全体:1,395名)(2024年3月期)

ロジコムの歴史について教えてください

小松原様は、ロジコムの創業と成長について次のように語ります。
中国地方(広島・岡山・山口他)や近畿中部地方(滋賀・愛知・静岡他)や関東・九州に拡大していき、成長の中で、各拠点のニーズに合わせ、個別のシステムを構築し、多くの企業から信頼をいただくまでに成長しました。

従来のシステムの課題は何でしたか?

岡様:40年前から独自のシステムを運用してきましたが、メンテナンスが困難になり、標準化の必要性が高まっていました。また、システムの老朽化が進み、災害対策やセキュリティ強化の観点からもクラウド化が求められていました。現場のオペレーションにおいても、進捗管理やデータの一元化が十分に行われていなかったため、業務効率の向上が課題となっていました。

システムズを選んでいただいた理由は?

岡様:RFPを通じてシステム会社を選定しましたが、物流の現場力と実績が評価されたことが大きな理由です。システムズは、我々が求める要件を満たすだけでなく、将来の拡張性やセキュリティ対策においても高い評価を得ていました。

プロジェクトの進め方で難しかったことは?

岡様:限られた人員で既存業務とプロジェクトを並行して行うことと、理想(「ありたい」姿)と現実のギャップに対応することが難しかった点です。特に、現場のオペレーションを止めずに新システムへの移行をスムーズに行うことが求められました。また、従業員への教育や新しいシステムに対する理解を深めるための研修も必要でした。

新システムの良い点は?

小松原様:新システムでは、進捗状況がリアルタイムで見えるようになり、全体把握が容易になりました。また、変化が起きていることにも気づき易くなり、作業全体の効率化・品質向上にも繋がりました。まだまだ実装したいアイデアが沢山あり、これからも生まれてくるでしょう。当社の基本方針のひとつである『夢を語り、夢の実現を』を可能にしてくれる『成長可能なわくわくシステム』を得たと考えています。

今後の展望や課題は?

岡様:現場からの要望に応じて継続的に改善を重ね、最終的にはサービス化して他社にも提供する計画です。標準化の推進と人材育成が課題として挙げられます。具体的には、システムのユーザビリティ向上や新機能の追加を行い、さらなる業務効率化を目指します。また、システム運用を理解し、活用できる人材の育成にも力を入れていきます。

システムズとの協力

システムズはどのように貴社のビジネスに関わっていますか?
岡様:システムズは、我々の要求に迅速かつ的確に応え、AWSのスケーラビリティを活かしたシステム構築やセキュリティ強化のための提案を提供してくれます。具体的には、データのリアルタイム処理やクラウド環境での安全な運用を実現し、業務の効率化と安全性の向上に大きく貢献しています。

物流システム市場の今後の展望

小松原様:これからも拡大していく物流システム市場の中で、処理規模もより大きくなるため、安定したシステム提供と新たな取り組みでお客様、社会へ貢献していきたいと考えています。特に、IoTやAIを活用した先進的な物流ソリューションの提供を目指し、競争力を高めていく予定です。

システムズとの今後の協力関係

小松原様:いつも我々の実現したい内容に寄り添って協力していただき感謝しています。現時点でも新たなシステム構成について相談させていただいており、今後も期待しています。システムズとの協力を通じて、更なる業務効率化とシステムの進化を実現し、お客様に対するサービスの質を向上させていきたいと考えています。