社長メッセージ
株式会社システムズのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。代表の小河原隆史です。
当社は1969年の創業以来、情報システムに携わることを本業とし、堅実な経営を心がけながら社会の変化に対応し続けてまいりました。
このIT業界の中で、半世紀を超える時間を経営してきた私たちだからこそ知ることができたビジネスがあります。
それはどんなに新しいシステムも、10年経てばシステムの仕様を理解した人財がいなくなる、いわゆるレガシーと呼ばれるシステムへと変化していくということ。
一方で、世の中のIT企業や技術者たちは常に新しいテクノロジーを追い求めるがゆえに、旧システムを支える人財がいなくなってしまうこと。
VUCAと呼ばれる不確実性の高い変化が生じる世の中で、企業は常に成長を求められますが、その業務プロセスを支える既存システムを新しい技術へと繋げる架け橋が不可欠となります。
私たちはその観点に注目し、既存システムを新しいシステムに移行することをコンセプトとして、コンバージョンビジネスにはじまり、マイグレーションビジネスに事業領域を広げ、昨今ではDXなど事業構造改革を支援するモダナイゼーションビジネスへと昇華させてまいりました。
また、高齢化し減少していく古い技術を継承する目的で、「レガシー侍」というコミュニティも立ち上げ、技術と人の両面から日本のITを最後尾から支える取り組みを進めております。
そして、2024年、私たちは国内で培ってきたモダナイゼーション技術を北米のお客様へ提供する準備を開始いたしました。
日本国内で磨き上げてきたレガシーシステムをモダナイゼーションする、という領域において、日本のおもてなし精神や丁寧で信頼できる技術をITの世界でも提供し、日本の価値を世界に発信していければと考えております。
日本社会の高齢化、就業人口減に立ち向かねばならない今こそ、日本全体がワンチームとなり、世界と戦う時が来ているのではと考えています。
我々システムズは、お客様の「らしさ」を大切にし、お客様の「ありたい」を実現していく企業として社会に貢献してまいります。
今後とも、システムズをどうぞよろしくお願いいたします。